手書きブログにて。
背景処理のコツを少し掴めてきたかもしれない…?
「空間」というより「装飾」と考えて描くと上手く行くようですね。
「人物だけではいまひとつな画面全体のシルエット・流れを補うもの」と考えてもいい。
人物もそうなんだけど、あまり光の当たり方とか重力とか角度とかのリアリティに拘っちゃうと、絵的な魅力が出ないんですよね。
リアリティをある程度無視して心地良いシルエットを探して行くことが大事だと思いました。
それとデフォルメ(=抽象化)の腕も磨かないとな。
抽象化って便利。描き込みたくない所を描かなくていいから(笑)
いや笑い事じゃなくてね、ある程度省略しないと、時間がいくらあっても足りないんすよ…
ある地点からばっさり切断した感じだと“未完成感”が強いので、グラデーション状に抽象化する技術を会得しなければ。
絵を描くことっていうのはつくづく「現実を捻じ曲げること」だなぁと思います。
それも美しく捻じ曲げないといけない所が難しいんですよね。
美しく捻じ曲げる、ってまさにBAROQUEだなぁ。 歪みこそが美。