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ワールドガイダンス感想

復刊ドットコムで予約していた「バロックワールドガイダンス」が今日届きました(´∀`)
実は所持していなかったので、読むのは今回が初めてでした。

感想ですが、とても良かったです!
攻略本や設定資料集というよりは、読み物という感じの強い本ですね。
攻略アドバイスや設定画も少しはあるけれど、とにかく文章量が多い。
といっても、小説みたいにただ活字が並んでいるという風でもなく、例えるならば雑誌のような構成です。
バロック前史という、シンドロームのプロトタイプ(?)のような小説が載っていたり、
監督の米光さんを始めとしたメインスタッフのインタビューが載っていたり、
バロック様式、世界各地の神話や天使、タロットやカバラ数秘術といった、
言わばBAROQUE世界の背景についての解説文が載っていたりと、多彩な内容です。

BAROQUEの事についてこれまで以上に知る事ができたし、
BAROQUEとは直接関係ない解説についても、私には日頃から興味のあるテーマだったので面白かったです。
(特にカバラ数秘術に関しては、ネットの情報だけではいまいち理解できなかったので、勉強になりました)
「ワールドガイダンス」という名にたがわず、BAROQUEの世界観を深く掘り下げた本でした。その点では大満足です。
キャラクターについては少し説明が薄いような気もしたかな。異形についての解説の方が多いくらいです。
できればどんな風にデザインされたのかとか知りたかったんですけど、公式サイトなどで見るのとあまり変わらないような感じがしました。まあその辺は「“ワールド”ガイダンス」だからな、と納得する事ができましたが。

それにしても、好きなゲームの製作秘話に、これまた自分の好きな作家や見た事のある映画の名前が出てくると、ニヤニヤしてしまいますね(笑)
BAROQUEだけに留まらず、自分の好きな世界観がこの一冊に凝縮されているような、素敵な本でした。

あと、サントラがとても欲しくなりました。
元より買うつもりでいましたが、曲の解説を読んでいたら、いっそう聴きたくなりました。
音楽担当の岩田さんの日記は面白かったです。曲を作らないで音楽機材を買ったりゲームばかりしてる所とか(笑)

12日、14日、16日に拍手押して下さった方々どうもありがとうございました。
最近絵を描いてなくてすみません(;´Д`)

  • 2012/03/17(土)
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